生涯、技で生きていく。WAZAIKI(ワザイキ) 新潟版

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僕らの仕事は道路舗装です。足下を見れば同業の職人さんの仕事がわかるわけです。そうするとやはり、この道を舗装した職人はすご腕だなあと感心することがあります。上には上がいるなということです。こりゃ負けてられねえなと思いますよね。でもこの仕事、一筋縄じゃいかないんですよ。アスファルトフィニッシャという最後の仕上げ用のマシンを使うのですが、簡単そうに見えて、ものすごく精度が求められる仕事なんです。

マンホールの位置、道路の凹凸、側溝へのカーブ具合、工事済みの部分と工事をしなかった部分の境目など。キレイに仕上げるには、かなりの経験が必要になります。たまに、車に乗っていてガタガタ揺れる道があるじゃないですか。あれは腕が悪い証拠。僕らの仕事はあんなふうになりません。ミリ単位でこだわっています。だって、同業の職人にその道を見られたとき、下手な仕事してたら恥ずかしいじゃないですか。職人に見られて恥ずかしくない仕事ってことは、それは一般人にとっても使いやすい道ってことですからね。

でも、最初は僕も見よう見まねですよ。基本しか教えてくれないので、あとは独学で学んでいかなきゃなりません。もちろん怒られながらね。怒られないで成長する人なんていませんから。でも、そこでナニクソ!って思えるかどうかが大事です。プロには使命感があるんですよ。ちゃんとしたモノをつくるっていう使命感が。その根性を持っているかどうかが職人の善し悪しを決めるということです。

できるようになってからは楽しいですよ。僕は、今が一番面白いですからね。自分のことだけでなく、全員の集中力を高めさせ、使命感を持って働いてもらう。言葉をかけて、手をかけて。実力のぜんぶを出させる。覚えたい!という気持ちがある人間であれば、僕は誰でも応援しますし、教えられることがあれば何でも教えます。興味があるなら、ぜひぜひトライしにきてください。